bfcache による使用メモリを制御: browser.sessionhistory.max_total_viewers
browser.sessionhistory.max total viewers - MozillaZine Knowledge Base の翻訳です。(3月10日更新分まで対応)
背景
最近訪問したページは再描画しなくて良いようにメモリに保存され(これはキャッシュとは異なります)、戻る、進むボタンを押したときの性能を向上させます。この変数はメモリに保存する最大ページ数を制御します。平均で、1ページで 4MB のメモリを消費します。
設定可能な数値
-1: メモリに保存される最大ページ数は RAM の容量を元に自動的に決定されます(デフォルト)。
RAM | ページ数 |
---|---|
32MB | 0 |
64MB | 1 |
128MB | 2 |
256MB | 3 |
512MB | 5 |
1GB | 8 |
2GB | 8 |
4GB | 8 |
0: メモリには保存されません。
正の整数: メモリに保存する最大ページ数です。
警告
- この値を小さくするとメモリ使用量は小さくなりますが、以前訪問したページはより再描画が起こりやすくなります(つまり描画時間が余分にかかります)。値の増加は逆の効果をもたらします。1ページは平均で4MBのメモリを使用します。
推奨設定
メモリ使用量に問題を抱えているユーザは、メモリ使用量を削減するためには上のテーブルで示される値よりも小さい値を設定してみると良いでしょう。メモリに問題の無いユーザは-1のままにしておくべきです。
最初のチェックイン
有効になったのは
- Firefox(1.5b2 以降の全てのバージョン)
- Seamonkey(全てのバージョン)
関連バグ
- Bug 274784 - Make back and forward blazingly fast and side-effect free
- Bug 292965 - Improve eviction algorithm for fastback/bfcache
この機能に関する開発者向け詳細は Using Firefox 1.5 caching を参照してください。
最終更新: 2006年11月22日(水) 0時6分