複数のバージョンの Firefox を使用する際の鉄則
複数のバージョンの Firefox を使用する際の鉄則
- 鉄則1. [必須] 既定のブラウザは -no-remote 無しで起動すること。
- 鉄則2. [必須] 上記以外は -no-remote 付きで起動すること。
- 鉄則3. [推奨] -P オプションで明示的にプロファイル名を指定して起動すること。
補則:既定のブラウザをメインのプロファイルの他にたとえばテスト用のプロファイルでも起動する場合、メインのプロファイルのみ鉄則1に従い、その他は鉄則2に従うこと。
以降は蛇足なので読む必要なし。
例:鉄則に沿って以下のようなショートカットを作ったとする(Firefox 3.5が既定のブラウザ)。
- 1. Firefox 3.5 -P Firefox3.5
- 2. Firefox 3.5 -no-remote -P Firefox3.5-test
- 3. Firefox 3.0 -no-remote -P Firefox3.0
1を起動した状態で、2、3を起動させるとそれぞれ別プロセスで Firefox が起動する(Firefox のプロセスは計3個、期待通り)。その状態で、html ファイルをダブルクリックすると、1と同じプロセスで新規タブまたは新規ウィンドウでそのページが開く(期待通り)。
2また3を起動した状態で、1を起動させると、1が別プロセスで起動する(期待通り)。
1を起動した状態で、再度1を起動させると、1と同じプロセスで新規ウィンドウが開く(期待通り)。
3を起動した状態で、再度3を起動させるとエラーとなる(別プロセスで3を起動しようとするが、プロファイルFirefox3.0がすでに使用中であるため)。
Firefox が起動していない状態で、html ファイルをダブルクリックすると、Firefox 3.5 がプロファイルマネージャで起動する(使用するプロファイルを決定できないため)。ここが、一番迷うところで、Firefox のバージョンに応じた正しいプロファイルを選択して起動する必要がある。既定のブラウザと対応するプロファイルの関係を明確に認識しておく必要があるが、何かの拍子に既定のブラウザが変わってしまうこともあるので要注意。私のように、1を常時起動しておけば問題なし。
2まはた3を起動した状態で、html ファイルをダブルクリックすると、、、上と同じ。
さらに以下のようなショートカットがあるとする(プロファイルマネージャで「今後このプロファイルを使用する」にチェックしていないことが前提)。
- 4. Firefox 3.5(または.exe ダブルクリック)
- 5. Firefox 3.5 -no-remote
- 6. Firefox 3.0 -no-remote
1を起動した状態で、4を起動させると、1と同じプロセスで新規ウィンドウが開く(期待通り)。
1を起動した状態で、5を起動させると、別プロセスで起動する(期待通り)。
3を起動した状態で、6を起動させると、別プロセスで起動する(期待通り)。
-no-remote オプション
ちなみに、Firefox の -no-remote オプションとは、「ひとつのアプリケーションを同時に複数起動できるようにする」オプションです。上述の動作からこのオプション動作を噛み砕いてみると以下のようになりそうです。
- オプション指定あり:他プロセスの有無にかかわらず自分自身を新規プロセスで起動しようとする。
- オプション指定なし:他に指定されていないプロセス(高々1個)があればそれに寄生し(バージョンに無関係)、無ければ新規プロセスで起動する
もし、既定のブラウザを -no-remote 付きで起動してしまうと、html のダブルクリックで起動する既定のブラウザが別プロセスで起動しようとするので、プロファイルを解決するためにプロファイルマネージャが起動してしまいます。後述の「不具合」というのはこの現象のことを言っていると思われます。
メモ
きっかけは以下の記事。
Mozilla Firefox Thunderbird の拡張あれこれ-MEMO(2009年7月-2)
以前から Firefox の幾つかのバージョンあるいは言語を別々にインストールして、起動のショートカットアイコンのプロパティーの「リンク先」を
"C:\Program Files\インストールフォルダー\firefox.exe" -no-remote -P プロファイル名
とて使い分けているが、これをするとデフォルトのブラウザーとして外部からの認識が上手く行かず、そんなことはあり得ないなどとも言われたが同じ症状をMozilla Re-Mix: - Firefox 3から3.5への私的環境移行ガイド。(2009年07月04日) でも書いておられる.その部分を引用させて貰うと、管理者は、当初別ディレクトリ[C:\Program Files\Mozilla Firefox 3.5]に3.5をインストールし、[C:\Program Files\Mozilla Firefox]にはFirefox 3.0.11をそのまま残した上で[ -no-remote -P]を記述し、別プロファイルにて個別・同時起動して使っていましたが、やはり3.5の圧倒的なパフォーマンスを常用したいことと、外部アプリから URLを渡された時の挙動が変わったりデフォルトブラウザが混乱したりしてややこしくなってきましたそういう不具合は筆者だけのことかと思ったがそうではないということが解った.
具体的にどういう不具合が出るのか明確にされていないので何とも言えませんが、上記鉄則を守っていればほぼ期待通りの動作をするはずです。
Mozilla Firefox Thunderbird の拡張あれこれ-MEMO(2009年7月-2)
1. Firefox を C:\Program Files\Mozilla Firefox にインストールする.これは確証ないがこのフォルダーにインストールしている Firefox でないと Windows はデフォルトとして扱ってくれない節がある.
これは勘違いでしょう。私は Firefox 3.5は Mozilla Firefox 3.1 Beta 2 の下にインストールしていますが、既定のブラウザとして問題なく動作しています。
Mozilla Firefox Thunderbird の拡張あれこれ-MEMO(2009年7月-2)
3. デフォルトにしたいプロファイルをプロファイルマネージャー(デフォルトにしたい Firefox のプロファイルマネージャーを使った方がよいのだろう.)から開く.これによって profiles.ini でそのプロファイルが Default=1 と書き込まれる.
デフォルトプロファイルに期待するのは上述の通り間違いの元です。鉄則3で示した通りプロファイルを明示的に指定することを推奨します。
この記事にリンクしているページ < >
- [19] http://puppet.asablo.jp/blog/2009/07/13/4432037
- [14] http://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?t=8849
- [12] http://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?t=8825
- [9] http://firefox.rightclicksright.net/data/frame_304939.aspx
- [7] http://beau.g-com.ne.jp/mon-extension-memo09_07-2.html
- [3] http://firefox.rightclicksright.net/data/304939.aspx
- [3] http://kamicopi.net/?t=5461&d=252930
- [3] http://zapanet.info/new/hatebu3/
- [2] http://baker-street.jugem.jp/?eid=148
- [2] http://firefox.pg-feed.com/data/frame_304939.html
- [2] http://firefox.rightclicksright.net ... 304939.aspx?from=rss
- [2] http://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?p=28598
- [2] http://longurl.org
- [2] http://may.2chan.net/b/res/67434367.htm
- [2] http://saya.usamimi.info/dlog/item/1034






