Thunderbird のタグの保存メカニズム

2008年1月21日(月) 22時46分 by level
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Tags: Tips, Thunderbird

Thunderbird のタグの管理メカニズムに関して、Thunderbirdでタグをいっぱいつけるとという記事でかなり有益な情報があったのでまとめておきます。

まず、Thunderbird のタグ情報は、メッセージ本体の X-Mozilla-Keys というヘッダに格納されています。このヘッダには、初期状態では80バイト分の空白が埋め込まれているので、設定したタグ情報はそこに書き込まれます。80バイトを超えるとどうなるかというと、あふれた部分は要約ファイル(.msf) に書き込まれます。なので、その状態で要約ファイルを削除するとタグの一部が失われてしまいます。

以下はタグを設定していない初期状態。わかりやすいように背景を黄色にしてルーラーを表示していますが、80バイト分の領域が確保されているのがわかります。

X-Mozilla-Keys:                                                                                 
                ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8

これは、デフォルトの5つのタグ($label1~$label5)と「えむもじら」、「bugzilla」というタグを付けた状態です。タグの保存領域は残り少なくなっています。

X-Mozilla-Keys: $label1 $label2 $label3 $label4 $label5 &megwgdccmfgwiq- bugzilla               
                ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8

さらに「Mozilla Thunderbird」というタグをつけると、ヘッダの状況は変りませんが、Thunderbird 上ではちゃんとタグが付いています。ここまでは既知の情報です。

ここでフォルダの「フォルダを最適化」を実行するとヘッダが以下のように変化します。

X-Mozilla-Keys: $label1 $label2 $label3 $label4 $label5 &megwgdccmfgwiq- bugzilla mozilla_thunderbird
                                                                                 
 ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8

あふれていたタグがすべて格納され、新たに80バイト分の領域が確保されました。

ということで、タグの情報を失わないようにするには、こまめに「最適化」を行うことが有益といえそうです。

2008/11/23追記: 「索引を再構成」でタグが失われる問題は Thunderbird 3 で解決される見込みです。

最終更新: 2008年11月23日(日) 10時41分

コメント (3)

1 1/22 22:16 mituewist
(c1) [2008/01/22 22:16:00] by mituewist

初めまして。
自動で定期的にフォルダの最適化をしてくれる拡張なんかあったりすると便利かもしれませんね。
あ、拡張なんか入れなくても、Tbがやってくれるようになれば一番なのか。

2 1/22 23:30 level
(c2) [2008/01/22 23:30:15] by level

詳細オプションのネットワークとディスク容量のところにありますよ。
ただ、最適化はとても重い処理なので、勝手にやられるとかなり迷惑です。

3 1/23 00:06 mituewist
(c3) [2008/01/23 00:06:48] by mituewist

あ、そうですね。失礼しました。
うーん、重い処理なのに時々やった方が良い…
ダブルバインドの意味把握。

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  1. 閾値以下のデータしかありません。