Firefox Developers Conference 2006 レポートその1

2006年12月10日(日) 0時24分 by level
B ?

Firefox Developers Conference 2006 に行ってきました。まずは前半のレポートです。いい加減なメモと記憶に頼っているので、間違いがあるかも。

最初のセッションは Stuart Parmenter 氏、Vladmir Vukicevic 氏による Firefox 3 セッションでした。前半は Firefox の開発スタイルの話で、常に "Waht are we doing for users" ということで、常にユーザのために考えているとのこと。ここでいうユーザとは、上級ユーザではなく、ほんとのエントリレベルのユーザのことを表しています。

Firefox 3 の機能のアイデアとして Wiki でブレーンストーミングが行われましたが、ここでは最初の24時間で3000回もの編集が行われたのことです。ただ、現状では英語圏の Firefox ユーザからの意見であり、非英語圏ユーザや、非 Firefox ユーザの意見が欲しいとのこと。ここで出たアイデアはカテゴリ化され、Fx3 で実施するもの、将来のバージョンで実現するもの、廃られるものに分類されます。インプリでは拡張機能としてプロトタイプが作られたり(最近ではタブをカラーリングするものなど)、Mozilla Lab で研究されたりするとのことです。

後半では、Firefox 3 の機能の紹介がありました。

  • 画像の合成
  • AntiAlias
  • スケーリング、回転(Web ページを拡大したり、回転させたりするデモあり。しかもその状態でリンクの操作可能)
  • Color Profile
  • APNG
  • SVG の拡張
  • ソフトハイフン
  • カーニング、リガチャ
  • line breaking(UAX14)
  • ACID2 パス(Alpha 2より)
  • New Web API(Cross-site XMLHTTPRequest)
  • Offline Web API(Offline ストレージ、Offile Status Detection、キャッシュ)
  • セキュリティ(パスワードマネージャ)
  • Windows 95/98/ME のサポート中止
  • MAC: Cocoa Widgets、Core Graphics

さらに、その次の Mozilla 2 では、コードのシンプル化、JavaScript 2、JIT(Tamarin)など。個別セッションではかなり活発に質疑がなされていたようですが、私は参加していないので、どなたかの報告を期待しましょう。

MJ の瀧田さんが、日米欧をネットでつないで24時間のぶっ通しのカンファレンスをやろうと提案しているそうです。名づけて Project 24。同時通訳つきで、昼間の地域がホストとなってひたすらプレゼンをやるとか。懇親会で、24時間だと、発言する人も少なく、うまくいかないのではと懐疑的な意見を言ったら、半年くらいみっちり準備する必要があるなどと、かなり本気のようでした。

最初この話を聞いたときは、参加者は、自宅からネットで参加というのをイメージしたいたのですが、今になって思えば、3拠点に人が集まってビデオカンファレンスをやるようなイメージでしょうか? 前者の場合、技術的にかなり不安がありますが、後者であれば可能ですね。視聴のみであればネット配信で全世界からアクセスというのもできるかもしれません。

最終更新: 2006年12月14日(木) 22時32分

コメント (2)

1 12/10 16:34 裸電球
(c1) [2006/12/10 16:34:42] by 裸電球

私がブロガー向け事前説明会の時に聞いた話だと後者だと思います。
会場の話で、それだけのインフラとスペースがあるのは大学だけだって仰ってましたし。

2 12/11 12:21 level@管理人
(c2) [2006/12/11 12:21:45] by level@管理人

各会場に24時間、最低限スタッフが張り付いている必要があり、かなり大変ですね。特に通訳の確保が。滝田さん曰く「通訳を目指す学生をボランティアで」などといわれていましたが、一方、「同時通訳は連続15分が限界」という意見もありました。

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