Opera を使い込んでみる

2006年6月29日(木) 23時28分 by level
B ?

A blog? with Σαιτω - Opera はダメか なんかを見ていて、私も Opera を少しは使い込んでみるかなという気がしてきました。

前提条件

インストール直後のデフォルト状態から開始して、自分の好みの環境を作りこむことを前提にします。普段は Firefox を使用しているので(追記:実際は次期 Firefox 2.0 の開発版である Bon Echo を使用)、まずは Firefox のブックマークをインポートし(インストール時または起動後にインポート)、自分が Firefox で日常的に使用している機能を中心に評価します。基本的には、追加で何かをインストールしたり、about:config 相当のディープな設定が必要はことは対象外。ベースが Firefox なのと、Firefox ユーザであることから、どうしてもそちらにバイアスがかかってしまうのはご了承願います。

主な評価予定項目

いちおう、事前に評価方針をあげておきます。途中で臨機応変に変えるかもしれません。

  • ブックマークのインポート
  • フォントの設定(デフォルトフォント・サイズの変更)
  • ブックマーク周り
  • 動的なページのフォントサイズ変更
  • ページ内検索・ウェブ検索
  • タブ周り、ウィンドウ周り
  • ツールバーのカスタマイズ(表示のON/OFF、ボタン類のON/OFF、配置)
  • フィード周り
  • パスワード管理
  • クッキーとJavaScriptの管理
  • 設定画面周り
  • 主要ウェブサービス(Bloglines、Gmail、Google Calendar 等)
  • その他そのツール売りの機能(があれば)

以下の機能は評価しません。

  • マウスジェスチャ: 使っていないから
  • ダウンロード管理: 特にこだわり無し
  • スキン・テーマ:基本的にデフォルトのものを使用。場合によってはプレインストールのものを切り替える。追加インストールは対象外。
  • ポップアップブロック:今さら評価するまでも無いでしょう
  • その他ブラウザの機能以外(メール等)
  • その他マニアックな機能(ユーザスクリプト等)

導入

Opera 9 はすでにインストール済みだったのですが、初期状態から始めたかったので、プロファイルディレクトリをリネームして起動してみました。うまいこと、まっさら状態で起動したのでここから開始します。以下がそのスクリーンショット。

Opera9 初期起動画面

この画面で Firefox ユーザが気がつく点がいくつかあります。

  • パーソナルバー(Firefox のパーソナルツールバー相当:以下同様)が非表示。→表示させる
  • ステータスバーが非表示(Firefox もそうなるといううわさ)。→表示させる
  • アドレスバー(ロケーションバー)がタブバーの内側にある。これは別途述べる予定。

まずはこの画面からスタートしますが、その前に基本的な設定をいくつか行っておきます。

ホームページの設定。これは問題なし。

Firefox のブックマークのインポート。ファイル→インポート・エクスポート→Netscape/Firefox ブックマークをインポートを実行するとファイル選択ダイアログが開くのですが、なぜか Opera のインストールディレクトリが開きます。Firefox のプロファイルを見つけることができないのでしょうか? IE のお気に入りの取り込みは、お気に入りフォルダが選択された状態でダイアログが開きます。 仕方なく、Bon Echo のプロファイルフォルダの bookmarks.html を指定します。このように、フォルダやファイルをユーザに指定させる方法は初心者の移行時につまづく元になります。Firefox のインポートは、インポートもとのツールを選択すれば、あとは自動でインポートしてくれます。

インポートはほぼ問題なく終わりましたが、Firefox のライブブックマークは無視されるようです。また、ブックマークの初期表示は名前順でソートされますが、表示→ユーザ定義順に表示を選べば Firefox での並びが再現されました。

Firefox の場合、特定のブックマークフォルダの「中身全部」がブックマークツールバーにそのまま表示されていたのですが、Opera にはそのような機能はなさそうなので、ひとつひとつドラッグ&ドロップでパーソナルバーに配置しました。ついでにパーソナルバーに最初から入っている検索窓(インフォシークとアマゾン)は削除しておきます。これで、ブックマーク周りの基本設定は完了。ちなみに、パーソナルバーに項目をどんどん追加して行くと、デフォルトではオーバーフローすると無理やり全ての項目を表示しようとして1個あたりの表示幅がどんどん小さくなってしまいます。これは視認性に大きな問題がありますが、外観の設定→ツールバー→自動改行でエクステンダーを表示を選べば、Office のようにはみ出し部分をリスト表示にできます。デフォルトはエクステンダーにすべきではないでしょうか?

Opera9 通常のフォルダ表示 Opera9 大きなフォルダ表示

パーソナルバーのフォルダをクリックすると、フォルダの中身がそのすぐ下にドロップダウン表示されるのですが、その量が多い場合は、ドロップダウンリストがフォルダの右側、かつ少し上にはみ出した位置に表示されます。これはフォルダをクリックしてそのままマウスを下に移動させて選択という一連の動作を妨げる非常にまずい設計といわざるをえません。Firefox の場合、ドロップダウンリストは常にフォルダの真下に表示されます。

さらに、はみ出し表示は、その右隣の項目にアクセスするのに邪魔になるという問題があります。右隣の項目にアクセスするには一度リストを非表示にする必要がありますが、マウスのほかの場所に動かしてクリックする必要があります。せめて、フォルダをもう一度クリックするとリストがクローズするような動作になっていればまだましなんですが。Firefox はフォルダが開いた状態でもう一度クリックするとそのフォルダが閉じます。

また、フォルダのドロップダウンリストが表示された状態でマウスを隣のフォルダに動かしても元のフォルダが開いたままとなります。Firefox の場合、マウスの下にあるフォルダが開きなおされます。マウスを動かすだけでさっとフォルダの中身をなめられるので結構便利です。ちなみに Opera でも、一番上のメニューの部分はマウスの動きにあわせでメニューが開きます。これはおそらく Windows としての共通の動作ですね。UI の一貫性としてはぜひ合わせて欲しいところ。その前に上で述べた大きなフォルダ表示の問題も直してもらう必要がありますけどね。

Opera9 フォント設定

次にフォントの設定。デフォルトのフォントを最近話題のメイリオに変更します。ツール→設定→ウェブページに「通常のフォント」と「等幅フォント」という項目がありますが、初期状態では英文フォントが設定してあります。ここを日本語のフォントに設定してよいものなのか迷います。他を探してみると詳細タブのフォントのところでも設定できますが、思わず身を引いてしまうような複雑な設定です。とりあえず、通常のフォントのところをメイリオに変更してみると、詳細フォントのところのMS Pゴシックだったところがメイリオに変更されています。ただし、一部MS Pゴシックのままの部分が残っています。各国語フォントの中にある「自動選択フォント」はメイリオに変更になっていました。よって、基本的にはウェブページのフォント設定だけでよいようです。しかし、初期状態が英文フォントなのは大いに迷わされるところだと思います。

これでめでたくメイリオが有効になったと思ったらそうは問屋が卸しませんでした。いくつかのサイトはメイリオで表示されますが、たとえばこのえむもじらはメイリオが有効になっていません。Firefox ではちゃんとメイリオで表示されます。詳しく調べていませんが、CSS を切るとメイリオで表示されるので、CSS でフォントを設定しているのが影響しているものと思われます。とはいってもフォントの設定は font-family : Verdana, sans-serif; だけなんですけどね。

ところで、さっそくOpera のバグを発見しました。今まさにえむもじらのこのエントリを Opera で書いているのですが、textarea をスクロールバーでスクロールしたときに、スクロールされない領域があります。どうやら、親要素に対する max-width 指定幅をはみ出した textarea の場合、はみ出た部分がスクロールされないようです(テストページスクリーンショット、環境:Windows XP SP2)。それから、日本語の両端揃えがぼろぼろなのも相変わらずです。

つづく

最終更新: 2006年12月22日(金) 22時10分

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